痔の手術 顛末記

ある40代会社員の痔の手術、入院の一部始終を日記形式でお届けします。

痔(内痔核)手術体験レポート 【第9報】

2004年1月5日 16:57

謹賀新年 第9報 療養してます。

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
いろいろな方からの励ましメール有難うございます。(メールにて失礼致します)

今日から病院の外来が始まるため、薬も切れてきたので病院にカミサン運転で向かい、先ほど病院の検診から帰ってきました。

退院日の朝を迎えるまでは、経過も順調、多少の痛みはあるだろうが、だんだん快癒して、早々に復帰できると思っていました。

しかし第8報以降の退院から今日までの状況は、面白おかしい状況はほとんどなく、どちらかと言うと苦痛に満ちた療養の日々となりました。

第8報にて詳述した退院直前の下剤責め以来、当方の患部は排便時に激痛、レベル8〜9が続いています。

またこの激痛を恐れてか、排便コントロールもうまく行かず、(毎朝排便が理想なのですが、夜だったり1日空いたりと不定期)便秘と下剤の恐怖に怯えながらの日々を過ごしています。あまりに痛いので、排便直後は取るものもとりあえず、風呂場に行って、まず温水シャワーをあてます。そしてあらかじめ沸かしてあった風呂に浸かり、それから15分くらいすると痛みがレベル5〜6くらいに緩和されてきます。

漢方薬や追加の緩下剤(便を軟らかくし、排便を促す)を服用しているので日に何回かもよおしますが、便が出ようが出まいが激痛は発生するので、そのたびにお風呂直行となります。1日3-4回は入浴しているでしょうか。ガス代かかってしょうがない。入浴後はお決まりのガーゼに軟膏塗って患部に押し当てる事になります。

入浴後は激痛レベル5に緩和されると言っても、腹のゴロゴロ感、肛門の違和感(もようしたような感覚)、痛みが少なからず続き、何かするにも意を決して作業に入るような難儀な状況です。快適に生活、作業できるレベル3に比べると、この状況で仕事は厳しいと言わざるをえません。

こりゃいくらなんでもおかしいぞと今日検診にのぞんだ訳ですが、今日の先生は愛想のない先生で、曰く、「患部はきれいです。大丈夫です。また翌週来てください。」と早々に切り上げました。

当方そんな簡単な状況ではないので、そこを食い下がって、「下剤を服用以来、排便時に激痛が続いているのですが、激痛でイキんでしまい、さらなる痔になったりしているのでは」と聞きました。先生曰く「多少赤くなっていますが、痔にはなっていません。痛みは個人差ですから。」とさりげない。排便時の痛みを緩和する軟膏のような薬はないのかと聞いてみましたが、そのようなものは無いとつれない。「もう少しの我慢ですから。」と励まされるに至り、ギブアップ。

これからも続く激痛に向き合う日々を思い、なんとも憂鬱な検診となりました。
痛み止めを5日分処方されて検診終了。

という訳で、現在コタツにうつぶせで入り、尻を暖めながら、このメールを打っています。上述のように漢方薬、緩下剤によって発生する”もよおし”に左右される日々を送っておりますが、一縷の望みは愛想の無い先生の言葉どおり、この状況が早々に改善されることです。

なんか暗いメールとなってしまいましたが、排便痛には個人差があるとのお話、皆がこんな風に苦しんではいないと言う事実もありますため、本レポートにて痔根治治療を尻込みすることのなきよう願います。

以上、期間の割りに短い報告で恐縮ですが、年末年始ほとんど家でごろごろしていた(元旦は意を決して近くの神社に家族と初詣に行きましたが)ため、内容無くて申し訳ありません。何とか予定通り、連休明けに出社できますよう頑張る(踏ん張る?)所存です。

ではまたご報告致します。